毎日

今日は休刊日なので、『月々日々に――池田先生の折々の言葉』『寸鉄』はお休みです。

新・人間革命を少し紹介して考えます。

…仏法には、現代がかかえる諸問題の、根本的な解決の原理と方途が示されている。

 法華経では、万人が仏の生命を具えた尊厳無比なる存在であることが説かれ、他者の幸せを願う「慈悲」という生き方が示されている。その法理を、人間一人ひとりの胸中に打ち立てていってこそ、社会に蔓延する生命軽視の風潮を転換し、戦争の惨禍にピリオドを打つことができるのだ。

 …生と死を解明し、生命変革の方途を明かし、真実の人間道を示す仏法は、人類の珠玉の叡智であり、至宝である。その仏法を、人類の共有財産とし、平和と繁栄を築き上げることこそが広宣流布である。

(感想)

これだけ明確に池田先生が仏法と広宣流布について残してくださっているので、具体的なことについては、その時、その場所、その関係にある人が、この考え方に合わせてどうすればいいのかを何度も話し合って、納得したり、妥協したりしながら前に進んでいくことが大切だと思いました。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

青年は人生の誓願の出発点の第一に

親孝行を置いてほしい。親を愛することが

他者を愛することにつながるからです。

※『世界広布新時代の指針』を基にしています。

『寸鉄』

信仰は義務でなく幸福に

なる為の権利―池田先生

勇敢に貫き勝利の人生を

     ◇

褒められる事を求めずに

自分で自分を変えていけ

―魯迅。今日も前へ一歩

     ◇

お母さん、ありがとう!

日頃の感謝は言葉にして

こそ。笑顔の「母の日」に

「聖教新聞」より

(感想)

「親を愛することが他者を愛することにつながるからです。」

「信仰は義務でなく幸福になる為の権利」

「褒められる事を求めずに自分で自分を変えていけ」

「お母さん、ありがとう!日頃の感謝は言葉にしてこそ。笑顔の「母の日」に」

実家から離れて20年以上が経ちます。お母さんへの感謝は、いろんなことを経験して、より多く感じるようになりました。小さなことの繰り返しの大変さとそれを続けているお母さんのすごさに、心からありがとうを伝えたいと思います。また、これからもたゆまず続けてくれることに、ねぎらいの感謝を伝えたいと思います。

いつも見守ってくれて本当にありがとうございます。

これからも元気で健康に自分らしく長生きしてください。

感謝と祈りを贈ります。

息子より

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

御書を開くことは境涯を開くことである。

御書を拝して、御本仏の心に迫り、

自らの小さな殻を打ち破る戦いを!

※2014年9月23日付「随筆 民衆凱歌の大行進」を基にしています。

『寸鉄』

御書「名聞名利は今生の

かざり」。広布大願の人

生を。真の幸福もここに

(新513・全463)

     ◇

生きるとは、世の中の為

に善を行うこと―英雄。

他者に尽くす人格の輝き

「聖教新聞」より

(感想)

「御書を開くことは境涯を開くことである。」

「御書「名聞名利は今生のかざり」。広布大願の人生を。真の幸福もここに」

「生きるとは、世の中の為に善を行うこと」

御書に書かれていることは、真理、真実で現代に通ずることが多いです。小説などは、フィクションの中に真理、真実を隠して読者に考えさせることが多いですが、御書の場合は、逆に真理の言葉をある言葉に凝縮して、真実を伝えているので、理解するまでに時間がかかりますが、納得できると自分の血肉となり、その思考が生き方にもつながるようになっています。以前、大学院のゼミを見学に行った時に、院生が「教科書は宗教のテキスト、教典のようには信用できない」という話をした時に、教授が「教科書は民主主義を学ぶもの」という話をされたことを思い出しました。私はそれについて、宗教は個人の行動規範をつくるもので、教科書は事実から対話を生み出すものだと考えました。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

社会で勝つ起点は、朝に勝つことである。

もちろん、夜間の仕事の人もいる。

要は「一日のスタートを勝つこと」だ。

※聖教新聞2009年4月21日付「随筆 人間世紀の光」を基にしています。

『寸鉄』

「成仏は持つにあり」御書

戦い抜く人が勝利者なり

誓い果たす勇進を共に!

(新1544・全1136)

     ◇

幸福は遊びの内には存在

しない―哲学者。人生も

仏法も勝負。栄光史、皆で

「聖教新聞」より

(感想)

「社会で勝つ起点は、朝に勝つことである。もちろん、夜間の仕事の人もいる。要は「一日のスタートを勝つこと」だ。」

「幸福は遊びの内には存在しない」

「「成仏は持つにあり」御書。戦い抜く人が勝利者なり」

こうして朝の時間のない中で、時間をつくる習慣をもつことが大切だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

自己の悲哀を乗り越え、「笑顔の役者」と

なって、朗らかに友を包み、希望の方向へ

引っ張る。そこに自身の幸福もある。

2008年12月26日のスピーチを基にしています。

『寸鉄』

創価の女性達は創造的な

心の繫がり築く要―学長

「生命尊厳の世紀」を共に

     ◇

御書「賢人は安きに居て

危うきを欲い」。黄金週間

も最終日。無事故が第一

(新1323・全969)

「聖教新聞」より

(感想)

「自己の悲哀を乗り越え、「笑顔の役者」となって、朗らかに友を包み、希望の方向へ引っ張る。そこに自身の幸福もある。」

「創価の女性達は創造的な心の繫がり築く要」

「賢人は安きに居て危うきを欲い」

何事もなく楽しめるのは、見えないところで、さまざまな方がいろんなところで考え、気を遣ってご苦労されているからだと知ることが大事だと思います。知らなければ感謝の念も湧かないですし、自分が偉いと勘違いしてしまいます。自分が勘違いしないためにも、また他者を虐げないためにも、自分が努力し、苦労をすることが大切だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

「ここまでしてくれるのか」と言われる

くらい心を砕く――その真心に応えて、

人は育つ。学会精神は受け継がれる。

※創価新報2013年8月7日付「池田名誉会長が贈る 勝利の人間学」を基にしています。

『寸鉄』

「創価学会後継者の日」。

未来は君達の輝く使命の

舞台!英知の翼で飛翔を

     ◇

民衆の中に希望がある。

知恵がある―池田先生。

勇んで共に学会活動へ!

「聖教新聞」より

(感想)

「『ここまでしてくれるのか』と言われるくらい心を砕く――その真心に応えて、人は育つ。」

「未来は君達の輝く使命の舞台!」

「民衆の中に希望がある。知恵がある」

希望や知恵を引き出すには、こちらが先に相手のことを考えて心を砕くことが大切だと思います。ましてや子どもの方が感受性が強いので、子どもたちにこそ未来に希望をもったり、不確実な時代を生きる知恵を引き出したりするために、こちらが心を砕いていくことが大切だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

この世界を変えていくもの――それは

心清き女性の声である。正義に燃える

女性の力が地球社会を変えていく。

※『池田大作全集』第92巻を基にしています。

『寸鉄』

一番、大変な場所で道を

開け―戸田先生。誠実に

粘り強く。心弾む対話を

     ◇

師と合わぬ祈りは「水の

上に火をたくがごとし」。

胸中の師匠と共に前進!

(新1566・全1151)

     ◇

老いとは「もう遅すぎる」

という気持ちになる事―

作家。生涯青春の気概で

「聖教新聞」より

(感想)

「正義に燃える女性の力が地球社会を変えていく。」

「一番、大変な場所で道を開け」

「師と合わぬ祈りは「水の上に火をたくがごとし」。」

「老いとは「もう遅すぎる」という気持ちになる事」

女性の力という言葉には、これまで男性の力がメインであったことが伺えます。そしてここでは、女性の力とは、一番大変な所で道を開くことであり、師匠と心を合わせることであり、いつまでも若々しくいることであると思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

崇高なる師弟の道に生き抜けば、いかなる

労苦も黄金の歴史に変わる。そこに

勝利と栄光輝く人生の無上道がある。

※『池田大作全集』第96巻を基にしています。

『寸鉄』

青春とは臆病さを退ける

勇気―詩人。青年よ悔い

なき法戦を!縦横無尽に

「聖教新聞」より

(感想)

「崇高なる師弟の道に生き抜けば、いかなる労苦も黄金の歴史に変わる。」

「青春とは臆病さを退ける勇気」

いま職場で自分が避けられていることを感じています。ただ、それは正しいことを前面に押し出して、引かれているためです。周りからの協力は得られませんが、自分のやろうとしていることを邪魔はされずに済んでいることが救いです。内部の信頼は得られにくい状況にありますが、ステークホルダーが損をしないように守りながら、本当に大切なことを進めるように心がけています。これがいつか花開くことを信じて。


『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

大聖人は「いよいよ申し聞かすべし」と

仰せになられた。希望と真実の言葉を

皆が待っている。さあ、友のもとへ!

新1632・全1123

※創価新報2018年8月15日付「池田大作先生が贈る 青春勝利の大道」を基にしています。

『寸鉄』

妙法の為に動いた分だけ

功徳に繫がる―池田先生

広布の活動は宝の歴史と

     ◇

暴飲暴食や生活リズムの

乱れは「五月病」の因に。

聡明に充実の黄金週間を

「聖教新聞」より

(感想)

「希望と真実の言葉を皆が待っている。」

「妙法の為に動いた分だけ功徳に繫がる」

「暴飲暴食や生活リズムの乱れは「五月病」の因に。」

生活リズムが整うような対話が、希望や真実の言葉であり、妙法に合った活動になるのだと思います。そうした言葉は、誰もが待っているものですし、本来は自分が持っているものだと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

励ましは希望の薫風だ。励ましのある所、

苦しさも悲しさも吹き払われ、勇気が

萌えいずる。蘇生の活力が満ちあふれる。

※小説『新・人間革命』第14巻「使命」の章を基にしています。

『寸鉄』

年齢はどうあれ一日一日

進歩する人が青年―牧口

先生。日々、悔いなく挑戦

「聖教新聞」より

(感想)

「励ましは希望の薫風だ。励ましのある所、苦しさも悲しさも吹き払われ、勇気が萌えいずる。」

この「励まし」を役職や立場が高い人は、常に意識しないといけないと思います。だからといって役職や立場のない人が何をやっても、何を言ってもいいというわけではありません。現在の職場の人事システムでは、「励まし」ができる人を評価することはできませんが、将来的には、成果だけでなく、人材を残せる人を評価できるようになっていかなければいけないと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

目標を忘れた時に空転は始まる。

今日の目標を具体的に祈り、思う存分、

ベストを尽くして行動するのだ!

※創価新報2012年3月7日付「池田名誉会長が贈る 勝利の人間学」を基にしています。

『寸鉄』

広宣流布は最高の善行で

ある―戸田先生。我らに

は社会に希望送る使命が

     ◇

宇宙の不変の法則は全て

正義、公平の側に―哲人。

大確信で生命哲理語ろう

「聖教新聞」より

(感想)

「目標を忘れた時に空転は始まる。」

「宇宙の不変の法則は全て正義、公平の側に」

「広宣流布は最高の善行である」

目標がなくがんばると、いつの間にか自分の楽な方、慣れている方に流れてしまいます。ません。また、目的がなくがんばっていると、なぜがんばっているのか分からなくなり、長くは続きません。宇宙の不変の法則と同じ広宣流布を目標、目的として、日々祈り思い出しながら過ごしていきたいと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

皆さんは広布の大ドラマを演じている。

大試練がなければ、物語は成り立たない。

「苦難即栄光」「苦闘即勝利」です。

 

※小説『新・人間革命』第22巻「潮流」の章を基にしています。

『寸鉄』

「大いなるさわぎが大い

なる幸いとなる」。激闘の

時こそ題目と団結で勝利

(新1584・全1164)

     ◇

何があろうと浮足立たず

現実の大地に立て―戸田

先生。執念の対話で拡大

「聖教新聞」より

(感想)

「皆さんは広布の大ドラマを演じている。大試練がなければ、物語は成り立たない。」

「大いなるさわぎが大いなる幸いとなる」

「何があろうと浮足立たず現実の大地に立て」

以前の先輩に、オードリーヘップバーンを通して、「演じる」ということについて、教えていただきました。みなさんドラマを演じているつもりが、その主人公の姿が染みついてしまっているというお話だったと思います。このお話から、自分の今の状態を俯瞰してみて、大いなるさわぎがあろうと何があろうと、できるだけそうなる前に、落ち着いて自分にできることを一つずつ一生懸命に取り組むことが大切だと思いました。