毎日

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

何があっても御本尊に題目を唱えていく。

その「信心」「信行」の種が、時とともに

必ず「絶対の幸福」の大樹と育っていく。

 

※『池田大作全集』第77巻を基にしています。

『寸鉄』

国連憲章の調印記念日。

不戦の誓いを次世代へ。

非暴力の思潮を足元から

「聖教新聞」より

(感想)

「何があっても御本尊に題目を唱えていく。その「信心」「信行」の種が、時とともに必ず「絶対の幸福」の大樹と育っていく。」

「国連憲章の調印記念日。不戦の誓いを次世代へ。非暴力の思潮を足元から」

信心は、人が幸せに生きていくための一人ひとりの祈りだと思います。国連憲章のような人類の約束も一人ひとりの祈りの結晶のようなものだと思います。二つに共通したことを、誰もが意識できるようにしていくことが、いつの時代もどの国でも必要だと思うので、そのためにも学び続けるということが大切だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

自分から周囲へ、わが家から近隣へ、

温かい声、明るい声を広げる。そこに、

民衆の幸福と平和の地盤が出来上がる。

※2022年3月27日付「四季の励まし」を基にしています。

『寸鉄』

ただひとえに、国のため、

法のため―御書。行動が

仏法者の魂。社会の光に

(新49・全35)

     ◇

高齢者の学びは認知機能

向上に有効。生涯青春の

気概溢れる求道の賢者と

     ◇

昨年の「地震臨時情報」で

自助意識が向上と。共助

の要・地域の絆の強化も

「聖教新聞」より

(感想)

「自分から周囲へ、わが家から近隣へ、温かい声、明るい声を広げる。そこに、民衆の幸福と平和の地盤が出来上がる。」

「高齢者の学びは認知機能向上に有効。」

「昨年の「地震臨時情報」で自助意識が向上と。共助の要・地域の絆の強化も」

人は、何かが自分の身に降りかからないと、それに気づけなかったり、考えようとしなかったりするのだと思われてしまいます。実際は、そうではなく考えるのが怖かったり、難しくて考えることができなかったりして、考えること自体を止めてしまうのだと思います。結果として、その考え方の違いから争いや分断が起きるのだと思います。また、相手に気づかせようと攻撃することで、争いが激化し、犯罪や戦争へと発展することもあるのだと思います。昨日のトランプ大統領の停戦合意への手腕は、他の人では考えられないような形で戦争を止めているので、すごいことだと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

「理想への前進」とは「間断なき連続闘争」

のことです。生き生きと前進する人が勝者

です。その意味で、毎日が出発なのです。

 

※『ジャズと仏法、そして人生を語る』を基にしています。

『寸鉄』

対話の力こそ時代を開く

平和力となる―池田先生

生命尊厳の思想を発信!

     ◇

瞬間を大事に使うことに

しよう―哲人。完全燃焼

の日々を。そこに栄光が

「聖教新聞」より

(感想)

「「理想への前進」とは「間断なき連続闘争」のことです。生き生きと前進する人が勝者です。」

「対話の力こそ時代を開く平和力となる」

「瞬間を大事に使うことにしよう」

これらの言葉を見て、「破壊は一瞬、建設は死闘」という言葉を思い出しました。いままでの歴史を見てきて、建物にしても、体制にしても、創り上げたり、維持したりするにはとても多くの力がいりますが、壊すのは、手を抜いたり、反対運動をしたりするだけで、どんどん壊れていきます。持続的なものにするには、納得のいくまでの対話の継続と、その対話に臨むまでの準備が必要だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

使命の闘争で積み上げた福運は無量だ。

鍛え抜いた一生成仏の境涯は、何ものにも

侵されず、三世に黄金の輝きを放つ。

※2018年11月22日付「御書と歩むⅡ」を基にしています。

『寸鉄』

「人は善根をなせば必ず

さかう」御書。同志の尊き

奮闘に深謝!功徳は燦然

(新1897・全1562)

     ◇

沖縄戦80年「慰霊の日」。

戦争の記憶を次世代へ。

恒久平和への誓いも固く

     ◇

「真の友情とは、誠実さに

満ちていること」格言。

友へ真心の感謝の言葉を

「聖教新聞」より

(感想)

「使命の闘争で積み上げた福運は無量だ。」

「人は善根をなせば必ずさかう」

「沖縄戦80年「慰霊の日」。戦争の記憶を次世代へ。」

戦争の記憶を次世代へというのは、何をどう伝えるのか、また、戦争をどう理解して、日本国憲法にあるような「再び戦争の惨禍が起こることがないように」していくのかなど、考えることがたくさんあると思います。善根を積み続けることで、戦争を起こさない社会を持続的につくっていけるのではないかと願っています。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

みずみずしい「開拓」の精神を抱いた勇気と

行動こそが地域を変える。社会を動かし、

「希望」の夜明けを開くのだ。

※2014年3月11日付「随筆 民衆凱歌の大行進」を基にしています。

『寸鉄』

苦悩する民衆を救うのが

学会の魂だ―戸田先生。

立正安国の使命を赤々と

     ◇

後1日で歩みを止めれば

「何として都の月をば詠

め候べき」。最後まで全力

(新2063・全1440)

     ◇

都議選の投票日。首都の

針路は国政をも左右。誰

が一番働くか賢明に判断

「聖教新聞」より

(感想)

「みずみずしい「開拓」の精神を抱いた勇気と行動こそが地域を変える。」

「苦悩する民衆を救うのが学会の魂だ」

「後1日で歩みを止めれば「何として都の月をば詠め候べき」」

地域を変えたい。職場を変えたい。家庭を変えたい。自分を変えたい。など、今の状態に納得ができず、新たな道を開拓したいと思っている人は、たくさんいると思います。その思いを形にするには、行動しかありませんが、意外と、考えていない時の行動や何もしないことが行動になることに気づいていない人が多いと思います。だからこそ、普段から「苦悩する民衆を救う」「みずみずしい「開拓」の精神を抱いた勇気」を持てるように考え続けることが大事だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

一日で一週間、十日分の価値を創ろう。

一年を十年分に生きぬこう。ともに

「正義の凱歌」「大成長の歴史」を!

※1993年12月25日のスピーチを基にしています。

『寸鉄』

法華経の剣は信強き人が

用いれば「鬼にかなぼう」

誓願の題目に不可能なし

(新1633・全1124)

     ◇

調布・狛江、豊島、中野が

怒濤の猛反撃!全同志が

全力の後押しで大金星を

     ◇

大田、北、足立、品川が

大奮戦。攻め抜き栄冠を。

逆転の劇を総力の応援で

     ◇

荒川、町田、江東が激走!

執念の総当たりで勝利を

摑め。歴史刻む一日と!

     ◇

墨田、新宿、杉並、東村山・

東大和・武蔵村山よ、せり

上がれ!歓喜の凱旋必ず

「聖教新聞」より

(感想)

「一日で一週間、十日分の価値を創ろう。一年を十年分に生きぬこう。」

いまのその気持ちを同持続できるかが大事だと思います。本当にそれができる人なのかを見ていくこと、また、できないならば反面教師として自分が持続できるように努力をすることが大事だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

一番、苦労している友、大変な所で戦って

いる同志のもとへ! 我らは、永遠に

異体同心で勝つ。師子奮迅の師弟で勝つ。

※2012年11月30日付「随筆 我らの勝利の大道」を基にしています。

『寸鉄』

「師子の声には一切の獣、

声を失う」。確信の言葉が

胸を打つ。堂々と語ろう

(新2003・全1393)

     ◇

コメ平均価格が3週連続

で値下がり。公明提案の

備蓄米放出で。生活守れ

「聖教新聞」より

(感想)

「一番、苦労している友、大変な所で戦っている同志のもとへ!」

「師子の声には一切の獣、声を失う」

師子の声をどう捉えるかが大事だと思います。ただただ、声が大きく力強ければいいのかというとそうではないと思います。それだけでは、一時は声を失い、静まり返っていても、しばらくすると反感の声や反発の声が、さらに大きな声で返ってきてしまいます。それを鎮めるために、またさらに大きな声となり、本来の目的を見失っていきます。師子の声の本質は、正しいことを正しいと言い続けることにあると思います。始めのうちは、反感や反発があるのは同じでも、次第にその正しさに気づき、何も言えなくなってしまうのが「声を失う」姿だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

声一つ、言葉一つで、人間の心は動く。

その心が一切を決める根本だ。

「声、仏事をなす」である。

新985・全708

※2009年12月22日のスピーチを基にしています。

『寸鉄』

「よき師と、よき檀那と、

よき法と」御書。師弟不二

の祈りに破れぬ壁なし!

(新695・全550)

     ◇

“広布は私がやる!”との

気概で進め―戸田先生。

青年の勇気が社会を変革

     ◇

音読は脳を活性化させ、

口腔機能を鍛える。気軽

に実践。今日「朗読の日」

     ◇

これからも公明と連携し

都民の命と暮らし守る―

都知事。庶民目線の要と

「聖教新聞」より

(感想)

「声一つ、言葉一つで、人間の心は動く。その心が一切を決める根本だ。」

人を動かすのは、声の大きさではないということだと思います。以前と比べて職場環境が随分変わりました。以前は、いいものを紹介しても見向きもされませんでしたが、いまはいいものはいいと取り入れてくれるようになりました。自分も他の人のいいものを見つけて、取り入れるようにしていきたいと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

報恩の心は強く深い。豊かである。

「師弟」に生き抜けば、無限の力が出る。

自身の壁を破れる。必ず全てに勝利できる。

 

※2016年2月5日付「御書と歩む」を基にしています。

『寸鉄』

「言わずんばあるべから

ず」。全民衆の幸福と社会

の安穏の為、声を大に!

(新25・全17)

     ◇

ありのままに真実を語れ

ばよいのだ―戸田先生。

我らの武器は信念の対話

「聖教新聞」より

(感想)

「報恩の心は強く深い。豊かである。「師弟」に生き抜けば、無限の力が出る。自身の壁を破れる。必ず全てに勝利できる。」

「ありのままに真実を語ればよいのだ」

この報恩というところから、理解できない人が多いと思います。感謝を伝えるだけでなく、恩を感じて、その人に報いるために努力することが報恩だと考えます。何をするのが良いのかを考える所からが報恩です。そして、その恩を返す対象が、師匠である場合は、師匠が成し遂げたかったことを進めていくことが報恩になり、恩返しであると共に、恩送りになると思います。その見方、考え方で進むと、自分のためではないので、どこかでブレーキをかけたり、途中であきらめたりすることなく、自分らしく「ありのままに真実を語れ」るようになるので、その姿が報恩を表しているのだと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

信心とは、断じて貫き通すことだ。祈り

抜き、「法華経の兵法」で戦い切っていく

ならば、勝ち越えられない試練などない。

※2009年7月2日付聖教新聞「御書と師弟」を基にしています。

『寸鉄』

各地で危険な暑さ続く。

喉が渇く前に水分・塩分

補給。空調も迷わず活用

     ◇

公明は噓やはったりなく

公約実現に愚直―識者。

抜群の行動力で庶民守れ

「聖教新聞」より

(感想)

「信心とは、断じて貫き通すことだ。」

「公明は噓やはったりなく公約実現に愚直」

政治の世界だけでなく、どの世界でも、言ったのにやらないこと(嘘)や耳ざわりのいいことだけどやれないこと(はったり)ではなく、正しいと判断したことを貫く力が必要だと思います。そのためには、確信がもてるまで、真剣に考え、努力し、失敗しても繰り返し取り組む信心のような柔軟で強い心が必要だと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

思うようにいかないことがあればある

ほど、喜び勇んで立ち向かっていくのだ。

何があっても強気で、思い切り戦うのだ。

※2010年12月16日付「随筆 我らの勝利の大道」を基にしています。

『寸鉄』

「賢者はよろこび愚者は

退く」。試練は勝利への

飛躍台。唱題第一で前へ

(新1488・全1091)

     ◇

羊千匹よりも獅子一匹―

牧口先生。壮年・男子部が

雄々しく決起!正義拡大

「聖教新聞」より

(感想)

「思うようにいかないことがあればあるほど、喜び勇んで立ち向かっていくのだ。」

「賢者はよろこび愚者は退く」

「羊千匹よりも獅子一匹」

思うようにいかないことを立ち向かい続けると、孤立していきます。その状況をよろこんでいると、変な人だと思われます。それは1000人中の1人であるように、時折味方を見つけますが、その人も立ち向かっていて忙しいので、協力して物事を進めるというのが難しいと思います。後は、その立ち向かっている中身が、後の世から見たとき、正しいかどうかを考えて行動を起こすことが賢者の行いだと思います。

『月々日々に――池田先生の折々の言葉』

一歩一歩、勇敢に苦難を踏み越え、今日

という一日に「極楽百年の修行」に勝る

宇宙大の“心の財”を積んでいくのだ。

新261・全329

※2011年4月20日付「随筆 我らの勝利の大道」を基にしています。

『寸鉄』

「勇気があってこそ、境涯

革命ができる」池田先生。

幸福開く広布道を勇んで

「聖教新聞」より

(感想)

「一歩一歩、勇敢に苦難を踏み越え、今日という一日に「極楽百年の修行」に勝る宇宙大の“心の財”を積んでいくのだ。」

苦難の一歩を踏み越えるには、十分な準備が必要だと思います。準備なくして踏み出した一歩は、さまざまな批判を受け、その一歩を戻してしまったり、方向転換を余儀なくされてしまいます。極楽百年の修行とは、頭の中での想像だけで現実には何もしないことを指すと思います。しかし、その極楽百年の修行でイメージした理想を、現実の苦難を伴いながら一歩ずつ進めていくことで、「心の財」が積めるのだと思います。