『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
人間の中へ勇んで飛び込み、大誠実の力で
勝利していくのだ。新しい一日、新しい
挑戦、新しい出会いの舞台へ躍り出よう。
※2015年4月18日付聖教新聞「随筆 民衆凱歌の大行進」を基にしています。
『寸鉄』
歴史は人間の心から出発
する―歴史家。共に勝つ
と決め草の根対話へ前進
「聖教新聞」より
(感想)
「歴史は人間の心から出発する」
「人間の中へ勇んで飛び込み、大誠実の力で勝利していくのだ。」
歴史とは、さまざまな人の行動の積み重ねであり、それは単なる出来事の記録ではなく、その時々に人々が何を大切にし、どのように考え、どのように行動したかが織り込まれたものだと思います。時代を創り、歴史を紡ぐ過程では、人は時に迷い、思慮に欠けた行動を取ることもあれば、過剰に考えすぎて行動に移せないこともあります。また、楽な道を選び、不誠実なふるまいをしてしまうこともあると思います。しかし、そうした混沌とした状況の中で、「人間の中へ勇んで飛び込み、大誠実の力で勝利していく」人が現れるとき、そこに良き時代が築かれ、未来へとつながる歴史が刻まれていくのだと思います。
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