今日は聖教新聞が休刊なので、『月々日々に――池田先生の折々の言葉』『寸鉄』もお休みです。代わりに2025年1月8日の公明新聞7面の「児童生徒を追い詰める“指導死”根絶へ指針改正」の一部を考えたいと思います。
教職員の暴言などで児童生徒が追い詰められ、自ら命を絶ってしまう事案は“指導死”と呼ばれる。広島県教育委員会は1日、教職員の懲戒処分に関する指針を改正。新たに「不適切な指導」を追加し、施行した。指導死の根絶へ、遺族の声を受け止めた公明県議が推進した。
「息子のような悲劇を繰り返してはならない。指針の見直しが指導死を防ぐきっかけになれば」。こう話すのは、広島県東広島市の私立中学校に通っていた男子生徒の両親。2012年10月、当時中学2年生の男子生徒は休み時間に美術教材を廊下に置いたことで複数の教員から厳しい指導を繰り返し受け、所属していた部活動の練習参加も禁じられていた。下校後、学校近くの公園で自ら命を絶った。
…全国でも指導死が問題となる中、文部科学省は22年12月に改訂した生徒指導の手引書「生徒指導提要」の中で、不適切な指導の具体例を初めて例示。▷大声で怒鳴る、物をたたくなどの威圧的・感情的な言動▷事実確認が不十分な思い込みによる指導▷指導後適切なフォローをしない―などを挙げた。…
続きがありますが、時間がないので、これで終わります。
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