『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
“後継”と“後続”とは異なる。
“後継の人”とは、勝利の旗を打ち立てる
“先駆の人”でなければならない。
※小説『新・人間革命』第2巻「先駆」の章を基にしています。
『寸鉄』
宗教は人生の背骨―牧口
先生。偉大な妙法を抱き
広布誓願の道を共に邁進
◇
創価の宝城護る黄金柱に
感謝!利他の振舞に福徳
厳然。きょう王城会の日
◇
「子にすぎたる財なし」。
卒業・入学・進級を控える
未来部員に皆で励ましを
(新1753・全1322)
◇
防災バッグに下着入れて
いる人は僅か1割。不可
欠と専門家。備え怠らず
「聖教新聞」より
(感想)
「“後継”と“後続”とは異なる。“後継の人”とは、勝利の旗を打ち立てる“先駆の人”でなければならない。」
後継の人がどうして先駆の人でなければならないのか、なかなかつながりませんでしたので、考えてみました。後継は、後を継ぐと書くので、一見すると、前の人のやったことをそのまま引き継ぐだけのように思えますが、池田先生は、それをただ後に続く、後続として表現されています。池田先生は、『継ぐ』という言葉に、自立の意味を込められたのではないでしょうか。自ら「継ぐ」と自覚した人は、ただ前と同じでよいとは考えないと思います。より良くしなけばならない、そのためにはどうすればいいのかと考える人は、結局、誰かがやるのを待つのではなく、自らが行動を起こす『先駆の人』でなければいけないという意味になるのだと思います。
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