『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
最も苦労した人こそ、最も幸せになる
権利がある。過酷な宿命を背負った人
こそ、最高の使命を担い、果たしゆける。
※『調和と希望の仏法――「人間の宗教」の時代へ』を基にしています。
『寸鉄』
「自分の仕事を知り、それ
をなせ」思想家。青年よ
誓願の道を正直に誠実に
「聖教新聞」より
(感想)
「最も苦労した人こそ、最も幸せになる権利がある。過酷な宿命を背負った人こそ、最高の使命を担い、果たしゆける。」
「自分の仕事を知り、それをなせ」
できれば、「過酷な宿命」は、味わいたくありません。そのためには、世界の英知の結晶である学問を身をもって体験し理解することが大切だと思います。また、キリスト教でいう原罪の概念のように、人は小さな衝突や摩擦を通じて、自分に課されたさまざまな宿命に気づいていくものです。その過程には苦労もたくさんあると思いますが、それを一つ一つきちんと向き合って、その人自身が乗り越えていくことで、幸せを感じることができると思います。そして、そうした経験から得た幸福感こそが、その人にとっての使命となると思うので、それを自分の人生の仕事とし、生きている限りそれを成し遂げようとしていくことが大事なのだと思います。
0コメント