『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
新しい人材が台頭するところ、新しい
時代は開かれる。若きリーダーを立派に
育ててこそ、未来の勝利は決定される。
※2008年5月1日付聖教新聞「随筆 人間世紀の光」を基にしています。
『寸鉄』
勇敢な大善人が一人いれ
ば大事を成就―牧口先生
青年よ広布の勇将と先駆
◇
「各もおずることなかれ」
御書。難は正義の証し。
地涌の大道を堂々前進!
(新1939・全1455)
◇
人に会う時、どう相手に
奉仕できるかを考えよ―
文豪。常に励ましの心で
「聖教新聞」より
(感想)
「新しい人材が台頭するところ、新しい時代は開かれる。」
「勇敢な大善人が一人いれば大事を成就」
「新しい人材」と「勇敢な大善人」は、同じことだと思います。ただ新しい人であれば、新しい時代が開かれるわけではないと思います。逆に新しい考えは、現在の人と摩擦を生みます。先日も開かれた学会にするために、アイデアを出しましたが、自分以外の全て人から反対されたので、そのアイデアは没になりました。このアイデアは別の地域では成功した事例であると紹介しても、受け入れてもらえませんでした。しかたがないので、妥協案として、現行のものを高める方のアイデアを出しましたが、それに対する反応はなく、多くの人が現状維持を心地よい思っていると思いました。この意識を変えないと、衰退の一途を辿ると思いましたが、それを伝えても対立を生むだけだと思い、これ以上は自分の言葉や思いが受け入れられないと判断し、その日の話はそれで終えました。「新しい人材」とは、「勇敢な大善」の心をもって、粘り強く妥協もしながら新たなことに挑戦し続ける人のことをいうのだと思います。
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