『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
現実を離れて仏法はない。自身の
生活の中で、人間革命し、宿命転換し、
幸福になっていくための信心である。
※2014年11月5日付聖教新聞「御書とともに」を基にしています。
『寸鉄』
学会の青年の情熱は社会
変革の力と確信―識者。
正義と人道の世紀を共に
◇
信仰が人を強くし希望が
人を向上させる―教育者
広布誓願の大道を今日も
「聖教新聞」より
(感想)
「現実を離れて仏法はない。自身の生活の中で、人間革命し、宿命転換し、幸福になっていくための信心である。」理想は、いくらでもイメージできます。そして、それを自分ではない誰かがやってくれればいいと思っていることがほとんどです。しかし、ではその理想を実現しようと思うと、急にいろいろな壁が現れます。それは誰もが理想だと思っているものであっても、実現しようとしている人間が本当にできるのか、本気なのかを試そうとされます。そうしたときに揺らぐことなく、やりきれるかどうかがとても大事だと思います。場合によっては、いままで味方だった人も含めてすべて敵になることもありますし、誰も協力してくれないこともあります。一見やさしそうに近づいてきて、大事な所だけ奪って逃げてしまう人も出てきます。そうした「現実を離れて」の「仏法はない」ので、その全てを受け止め、それでも理想に一歩ずつ進んでいった時に、自身が「人間革命し、宿命転換し、幸福になっていく」ことができるのだと思います。
現実を離れて仏法はない。
There is no Buddhism apart from reality.
脱离现实就没有佛教。
Não existe budismo separado da realidade.
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