2022年4月16日

『わが友に贈る』

 近隣を大切に!

 「足下に泉あり」だ。

 平和と広布の起点も

 今いる地域にこそある。

 友好の輪を「私」から!


『寸鉄』

教学を身に付けないと信

心は進まない―戸田先生

青年よ行学の両輪で進め

     ◇

小中学生3割「鬱症状で

も相談せず」―調査。新学

期、小さな変化見逃さず


識者が見つめる SOKAの現場

寄稿「福島に生きる人々」を巡って下

開沼博准教授(東京大学大学院情報学環・学際情報学府准教授)

聖教新聞4月9日付3面


…最近、地域活性化を巡る議論では地方を「かき混ぜることが大事」というような表現をしますが、裏を返せば、社会がどんどん“かき混ざらなく”なっているということです。これを社会学では「機能分化」と言います。

 職種で分かれたり、ある趣味が共通する人同士で集まったりする方が、経済などは効率よく回る側面がある。しかしそれは、社会の硬直化も招きます。

 学会の活動に埋め込まれた「かき混ぜる」仕組みは、この社会の硬直化に、ある意味で抗っているといえるでしょう。社会の大部分が年代や職種によって線引きされ、さらに被災地では、復興の状況の差異による「気持ちの壁」が、境界線となって引かれている。線によって区切られた人同士は、たいていは出会わない時代に、学会は逆行しているわけですね。


ここだけ読んでも、創価学会がどれだけ社会集団として大切なのかが分かります。宗教も本来は、社会の中でどうすればよりよく生きられるのかを考えた末に、たどり着いた思想の集大成だと思います。ですので、○○宗だからとか○○教だからとか、そういったカテゴライズをするのではなく、一つの事について、あなたはどうやって考えますかという考え方で、お互いが意見を尊重し合える時代が来るといいなと思っています。それが「かき混ぜる」ことの一つだと思います。さらに発展させるなら、みんなで一つのこと(例:避難所生活)を実践することが、「かき混ぜる」ことの集大成になると考えています。

ちょっとずつ学ぶ

基本的には、聖教新聞の『月々日々に――池田先生の折々の言葉』と『寸鉄』を読んで、思ったことをつらつらと書いています。

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