2024年11月11日

今日は休刊日なので、『月々日々に――池田先生の折々の言葉』と『寸鉄』はお休みです。

昨日(11月10日)の聖教新聞1面の〈HEROES 逆境を勝ち越えた英雄たち〉第47回 ベートーベンの一部を紹介します。

「…「難聴」という、音楽家にとって致命的ともいえる過酷な現実と向き合い、「第九」を完成させたベートーベン。

 苦悩を突き抜けて歓喜に至れ!――楽聖の魂の響きは今なお、民衆を鼓舞してやまない。きのうで35年となった「ベルリンの壁」の崩壊を記念して演奏されたのも、この曲だった。

 彼はつづっている。

 「困難な何ごとかを克服するたびごとに私はいつも幸福を感じました」

 「どんなことがあっても運命に打ち負かされきりになってはやらない。――おお、生命を千倍生きることはまったくすばらしい!」

 ベートーベンは、1770年12月、ドイツのボンに誕生。歌手だった父はひどい酒飲みで、一家の生活は貧しかった。

 父の苛烈な音楽教育もあり、幼い頃から才能を発揮し、11歳でオーケストラの一員に。父の代わりに家計を支え、弟たちの面倒を見るようになる。

 16歳の時、最愛の母が肺病で他界。失意の底に沈むが、周囲の支援を受けながら、オーストリアの作曲家ハイドンに師事するため、音楽の都ウィーンへ。22歳を目前にした92年11月のことであった。

 彼は貴族の屋敷で演奏し、ピアノを教えて、生計を立てた。…」

「聖教新聞」より

(感想)

多くの偉人は、厳しい環境の中で、その才能を発揮していますが、厳しい環境であれば誰でも偉人になれるわけではないことを知らなければいけないと思います。むしろ恵まれた環境でもすばらしい人はいることに気づかなければいけないと思います。どんな環境であっても、その環境の問題を克服した人は偉人であり、環境に負けて何もしない人は環境に苦しむのだと思います。

今日は時間がないので、これで終わります。

ちょっとずつ学ぶ

基本的には、聖教新聞の『月々日々に――池田先生の折々の言葉』と『寸鉄』を読んで、思ったことをつらつらと書いています。

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