新連載『月々日々に――池田先生の折々の言葉』
目の前の一人を幸福にできるかどうか。
一人に関わることに、宗教の存在意義の
全てがあるのです。
※『人間革命の宗教』を基にしています。
『寸鉄』
青年はどんな問題もはね
返して伸びていけ―戸田
先生。鍛えの青春を邁進
◇
人を幸福にする事が一番
確かな幸福―哲人。抜苦
与楽の励まし貫く人こそ
「聖教新聞」より
(感想)
「人を幸福にする事が一番確かな幸福」このように思えない人が本当に多いと思います。嫉妬や嫉み、讒言(ざんげん)、誣告(ぶこく)、諂曲(てんごく)など、悪い意味で人と比べ、自分に自信がない人がたくさんいます。原因は様々ありますが、その一つに、他人の評価に厳しく、自分の評価に甘い人がいます。このような人が何の権力もなければ、僻(ひが)んでいるなと受け流すことができますのが、この人が上司であった場合、自分の思いつかないようなアイデアは受け入れられないですし、とにかく理由も説明できずアイデアや意見をつぶしてきます。さらに質の悪いことに、その上司があきらめて無視していた企画が成功した暁(あかつき)には、自分が前面に出て、これは自分が指示して行った成果であることを必死にアピールしようとします。このような人は、人を幸せにするという感覚が欠如しているので、どこかのタイミングでその人にとって地獄のような日々が始まることは、仏法に照らして明白です。そのような人は相手にせず、きちんと評価をしてくれる人、一緒に考えてくれる人、つまり人を幸せにしようと考えてくれる善友を大切にしていくことが大事だと思います。
人を幸福にする事が一番確かな幸福
The surest happiness is to make others happy
最确定的幸福就是让别人幸福
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