2023年11月19日

【聖教新聞1面】

池田大作先生が霊山へ

仏法史上不世出の大指導者 師弟不二を貫き世界広布の壮挙

創価学会名誉会長・SGI(創価学会インタナショナル)会長の池田大作先生が15日夜半、老衰のため、東京・新宿区内の居宅で霊山へ旅立たれた。95歳のご生涯であった。葬儀は17日、近親者のみで家族葬として執り行われた。池田先生は19歳で入信。第2代会長の戸田城聖先生に師事した。恩師が掲げた広宣流布の願業の実現に青春をささげ、戸田先生の後を継いで32歳で第3代会長に就任。以来、世界広布のために東奔西走し、学会を192カ国・地域に広がる平和のスクラムに大発展させた。

 仏法史上不世出の大指導者である池田大作先生は1928年(昭和3年)1月2日、現在の東京都大田区に生まれた。

 47年(同22年)8月14日、第2代会長・戸田城聖先生と運命的な出会いを結び、10日後の24日に信仰の道へ。

 初代会長・牧口常三郎先生の遺志を継いだ戸田先生から広宣流布の後事の一切を託され、60年(同35年)5月3日、第3代会長に就任。先師と恩師の峻厳なる魂を胸に、師弟不二を貫いた池田先生の指揮のもと、創価学会は飛躍的な発展を遂げた。

 64年(同39年)には公明党を創立。75年(同50年)にSGI会長、79年(同54年)に名誉会長に就任し、各界の指導者・識者らと対話を重ねながら、世界に平和・文化・教育のネットワークを広げてきた。

 創価学園・創価大学をはじめとする教育機関や、民主音楽協会、東京富士美術館等を設立。贈られた名誉学術称号は400、名誉市民称号は800を超える。

 池田先生の不惜身命の闘争に連なり、創価の同志の連帯は今、五大州の192カ国・地域に拡大。仏法の生命尊厳の哲学を時代精神に高め、学会を世界宗教へと飛翔させた先生の壮挙は、未来永劫に輝きわたる。

 ご逝去に当たり、原田会長は談話を述べた。

 また、香峯子夫人は次の談話を発表した。

 「もともと医師からは、30歳まで生きられるかどうかと言われていた主人が、信心と戸田先生の薫陶のおかげで、ここまで長寿を重ね、使命を全うすることができました。

 10年以上前に『この後は、妙法に説かれる不老不死のままに永遠に指揮を執る』と語りつつ、幸い全てを託してバトンタッチできましたので、安祥としていました。

 今日まで支え、共に広布にまい進してくださった会員同志の皆さまに心から感謝申し上げます」 

原田会長の談話

遺訓胸に報恩の弟子の道を

 突然の訃報を伺い、大変に驚くとともに、深い悲しみをおさえることができません。

 奥さまが語ってくださった、晩年の池田大作先生の厚い真情に思いをはせるときに、私どもは、安祥として霊山へ旅立たれた先生のご冥福を、衷心よりお祈り申し上げます。

 広宣流布の松明のバトンを受けた私どもは、悲しみを乗り越え、「月々日々」の新たな歩みを進めていかねばなりません。

 ご入信以来76年間、恩師・戸田先生に常随給仕されたことをはじめ、死身弘法、不惜身命のご闘争を貫き、池田先生は、ここまで広宣流布の舞台を開き、平和と文化と教育への基盤も整えてくださいました。

 この上は、私どもは、池田先生のご遺訓・ご指導を命に刻み、国内広布はもとより世界広布の実現と創価学会の万代にわたる興隆を目指し、鉄桶の団結を一段と強め、日々、前進してまいりたいと思います。

 それこそが、長年に及ぶご鴻恩にお応えする弟子の報恩の道であると信ずるものです。

(感想)

昨日、寝る前に家族で追善供養の勤行・唱題を行いました。子どもも5歳ですが、大切な人が亡くなった悲しみを感じ、涙を流していました。ふとんに行っても涙が止まらなかったので、亡くなった池田先生のことを忘れないことが、とても大切だということを話しました。また、すぐに生まれ変わっているかもしれないから、池田先生の遺してくださったものを、どの赤ちゃんが池田先生でも安心できるように、大切に伝えていくことが大事だよということを話しました。改めて、広宣流布のためにすべての人を大切にしていかなければいけないことを決意しました。

ちょっとずつ学ぶ

基本的には、聖教新聞の『月々日々に――池田先生の折々の言葉』と『寸鉄』を読んで、思ったことをつらつらと書いています。

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